グリーンファイナンス

Green Finance

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本投資法人は、グリーンファイナンスによる資金調達を通じ、サステナビリティに関する取り組みをより一層推進すると共に、ESG投融資に関心を持つ投資家層の拡大を通じた資金調達基盤の強化を目指しています。

グリーンファイナンス・フレームワーク

グリーンファイナンスの実施を目的として、グリーンファイナンス・フレームワークを以下のとおり制定しています。

調達資金の使途

本投資法人は、グリーンファイナンスで調達した資金をグリーン適格資産(下記「適格クライテリアについて」に記載します。)の取得資金、当該資産の取得のために調達した既存借入金の返済資金又は投資法人債の償還資金に充当する予定です。

適格クライテリアについて

以下の第三者認証機関の認証(以下「グリーンビルディング認証」といいます。)のいずれかを取得済又は取得予定の資産(以下「グリーン適格資産」といいます。)

  • DBJ Green Building認証における3つ星、4つ星又は5つ星
  • BELS評価における3つ星、4つ星又は5つ星
  • CASBEE不動産評価認証におけるB+、A、又はSランク
  • その他のグリーンビルディング認証のうち、評価レベルが同水準の評価

プロジェクトの評価・選定のプロセス

適格クライテリアは、本資産運用会社の組織横断的なメンバーによって構成される事務局が立案し、本資産運用会社の代表取締役社長、投資本部長、財務本部長などによって構成される投資委員会にて決定されています。
グリーンファイナンスによる調達は、事務局においてプロジェクトに係る適格性が検証され、投資委員会の審議により評価され、承認されます。

調達資金の管理

本投資法人が保有するグリーン適格資産の取得価格の合計に総資産有利子負債比率を乗じて算出された負債額(以下「グリーン適格負債額」といいます。)をグリーンファイナンスの上限額とし、グリーンファイナンスの残高がグリーン適格負債額を超過しないよう管理します。

レポーティング

グリーンファイナンスの残高が存在する限り、各年の2月末時点における以下の項目を本投資法人のウェブサイトにおいて開示します。

  • グリーン適格資産の取得価格の合計
  • 総資産有利子負債比率
  • グリーン適格負債額
  • グリーンファイナンス残高

2023年2月末時点では以下のとおりです。

この表は左右にスクロールできます。

グリーン適格資産の取得価格の合計 811億円
総資産有利子負債比率 51.5%
グリーン適格負債額 417億円
グリーンファイナンス残高 110億円

本投資法人のグリーンファイナンスに関する資金充当状況は以下のとおりです。

この表は左右にスクロールできます。

グリーンファイナンス 110億円
グリーンボンド 50億円
グリーンローン 60億円

※最新のグリーンファイナンスの状況については、投資法人債借入金をご参照ください。

グリーンボンド発⾏概要

この表は左右にスクロールできます。

銘柄 発行日 発行総額
(百万円)
利率 償還期限 資金充当対象
第3回無担保投資法人債 2020年7月16日 2,000 0.260% 2025年7月16日 パークキューブ目黒タワー
第4回無担保投資法人債 2020年7月16日 2,000 0.520% 2030年7月16日 パークキューブ目黒タワー
第5回無担保投資法人債 2021年9月30日 1,000 0.320% 2029年9月28日 芝浦アイランドエアタワー

グリーンローン概要

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金融機関名 借入日 残高
(百万円)
利率 返済期限 資金充当対象
日本生命保険相互会社 2021年11月30日 1,000 0.530% 2031年11月28日 パークアクシス豊洲
株式会社みずほ銀行 2021年11月30日 1,000 0.530% 2031年11月28日 パークアクシス豊洲
日本生命保険相互会社 2022年5月31日 2,000 0.650% 2032年5月31日 パークアクシス豊洲
日本生命保険相互会社 2022年11月30日 2,000 0.800% 2032年11月30日 パークアクシス豊洲

外部機関の評価

本投資法人は、グリーンファイナンス・フレームワークの適格性について、株式会社日本格付研究所(JCR)より「JCRグリーンファイナンス・フレームワーク評価」の最上位評価である「Green1(F)」を取得しています。「JCRグリーンファイナンス・フレームワーク評価」の内容等については、以下のウェブサイトをご参照ください。

JCRグリーンファイナンス・フレームワーク評価

SMBC環境配慮評価融資

本投資法人は、株式会社三井住友銀行より、環境配慮に関する取組への評価において「環境負荷の把握の状況」「環境ビジネス」「環境保全対策の取組の状況」などの面で高い水準であると判断される「A」の評価結果を受け、「SMBC環境配慮評価融資」が実施されました。

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