法人の形態をとる、不動産投資信託です。

Jリートは法律に基づき、「不動産投資法人」と呼ばれる法人の形態をとっています。
株式会社の「株式」にあたるのが「投資口」であり、投資家は、Jリートが発行するこの「投資口」を購入します。株式会社でこうした投資家を「株主」と呼びますが、Jリートでは「投資主」と呼びます。
Jリートは投資家から預かった資金をもとに不動産等に投資し、購入した物件の賃料収入や、物件の売買で得られた収益から費用を差し引いた利益を、投資家に分配しています。

実務的な業務は委託しています。

Jリートは法律によって、運用などの実質的な業務を行うことが禁止されているため、資産運用の業務は「運用会社」に、資産保管の業務は「資産保管会社」に、一般事務は「事務受託会社」にそれぞれ委託されています。

投資家も意思を示すことができます。

Jリートには意思決定をするための「役員会」が設置されています。また、株式会社の「株主総会」にあたる「投資主総会」があり、役員の選任などについて、投資家が意思を示すことができる仕組みになっています。